高校2年生の夏休みにやるべき英語勉強!受験に余裕がでるかが決まる
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今回のテーマは、【高2生の夏休み、やるべき校外学習について〜独学編〜】
高校2年生の夏休み、まだまだ入試まで時間がありそうです。
でも難関大を目指す場合、
「高3になってから、余裕を持って受験生時代を過ごせるかどうか」
は、この時期の過ごし方がカギを握っています。
特に、苦手分野がある場合は、高2の夏休みこそ、潰す最後のチャンス!
高2生であれば、学校のない日は、最低限、一日5時間くらいを勉強にあてて、計画を立ててみます。
私立大の一般入試は3教科型が基本ですから、たとえば、
① 地歴:1時間程度
② 国語(現代文・古文):1時間程度
③ 英語:1.5〜2時間+リスニング・スピーキング対策1時間
のように割り振ります。
時間や科目を上手に分散させれば、そんなに多い分量ではありません。
(この時間全て、机に座ってガリガリやる必要はありません。
私は、英単・熟語はお風呂で覚えていましたし、日本史はベッドの上でゴロゴロしながら勉強していました笑)
学校の課外と模試に追われている人も、自由に使える時間がたっぷりあるという人も、どんな学習が必要か、一緒に見ていきましょう。
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目次
英語では、それぞれの分野の問題集を一冊ずつ仕上げる
単に知識として「知っている・わかる」のレベル
↓演習問題量を確保して
入試で問われる形のアウトプットがしっかりレベル
にできるようにしていきます。
高2生の夏休みにやる <英単語・熟語>
春休みに揃えたものをさらに2周くらい繰り返す。
「速読英単語・必修編」レベルであれば、派生語など含め、ほぼ完璧になるように。
これにもう飽きた人は、「リンガメタリカ」などがオススメです。
熟語も、受験までに、1000個くらいは覚えなければならないので、
『ALWAYS1001』
『英熟語ターゲット1000』
あたりを7割がたくらいはできるようになるのが目安。
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高2生の夏休みにやる <文法・構文>
「全解説頻出英文法・語法問題1000 (大学受験スーパーゼミ)」
「英文法・語法のトレーニング 必修編 」
このあたりのレベルを繰り返しましょう。
文法の理解に穴がない状態になるよう、徹底して学習を重ねます。
どうしても苦手な項目は、チャート式などを読み込み、”単元ごとにまとまっている”基礎問題集を通して、しっかりと理解を深めておきます。
正誤問題は難易度がかなり高いので、まだ取り出してやらなくても大丈夫でしょう。
一方で、
「CD付 英語構文必修101」
「英語整序問題精選600 (河合塾シリーズ)」
などの整序問題などは、2年生の夏から集中的に学習し、しっかりと使いこなせるように積み重ねが必要です。
高2生の夏休みにやる <長文>
学校の英語Ⅱの教科書やリーディング教材を速読で解きます。
その後、単語や派生語を調べる、構文分析をするなどの深い精読学習を進めましょう。
ノートを作っておくのも良い勉強になります。
学校の予習=”ひたすら和訳”をするのではなく、単熟語さえわかれば、その場で和訳ができる状態になるまで読み込みます。
最後は、スラスラと音読できるレベルになるまで仕上げます。
他には、英検2級対策用のリーディング問題集。
単語に自信がついてきた人は
「TOEFL ITPテストリーディング問題攻略 (TOEFLテスト大戦略シリーズ―リーディング問題攻略)」
なども力がつくでしょう。
※IELTSでなく、TOEFL用をお勧めする理由は、IELTSの英文は大学入試とは比較にならない長文であること。
対して、TOEFLの長文は、比較的短く簡単であること、自然な英語であること、選択式なので続けやすいことが挙げられます。
何れにしても、速読と精読のバランスよく、最終の仕上げは自然な英文を音読することを目指して選ぶのがコツです。
夏休みには、あちこちの塾や予備校で集中講座などが開かれます。
一人ではペースを保つ自信がない人は行ってみるのも良いですね。
自分でできるのであれば、
などの夏休み通信講座などで必要なコースを選び、しっかりとこなして行くことが大切です。
志望大学の英語過去問を解く
この時期に過去問を解いてみるのは、
問題傾向を自分で把握してみるため
どのように頑張ればいいのかを自分で納得するため
赤本・青本・緑本など色々過去問題+解説集がありますが、赤本以外は、これは大手の予備校・通信教育による解説者の違いです。
(赤本は過去問を提供するのが主な目的で、特に解説が詳しいわけではありません。)
自分のニーズにあったものを選ぶようにします。
10分か15分ほど多めに時間を計って、実際の試験問題を解いてみましょう。
課外に宿題に、と高校生の夏休みはあっという間に時間は過ぎていきます。
学校の進学実績と使っている問題集・参考書のレベルを見て、学校の勉強を中心にするか、個人学習を優先するかをよく見極め、自分のカリキュラムを立てていきましょう。
どこに通ったか、ではなく、
「何を学び、どれだけ深く身につけられているか」
それが受験を制する視点ですよ。
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