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高校生の英語勉強法

大学受験を目指す!高校生の英語って何をどうやって勉強すればいいの? -- 英語教師がずばり解説します!

英単語・英熟語

高校生のリンガメタリカの効率的な使い方 速単上級とレベルは違う?

2017/07/11

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今回のテーマは、【英単語帳リンガメタリカの効果的な使用法】について。

 

 

ご存じリンガメタリカ。

速読英単語シリーズと同じく、Z会から出ている有名な英単語帳です。

難関大学を目指すなら、ぜひ押さえておきたいですね。

 

ただ、やみくもに取り組んでも途中で挫折したり、自信をなくしてしまうかも。

 

そんなことにならないように

リンガメタリカと速読英単語の特徴を比較しながら、どんな単語帳か、高校生がどんな使い方をすれば効率的かを紹介していきますね。

 

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リンガメタリカ vs 速読英単語<単語を覚える形式>

 

まず、二つの大きな違いから。

 

『速読英単語』⇒“単語+ある程度の長さの長文”というスタイル

『リンガメタリカ』⇒“分野別の連語形式+短いパラグラフの中で再確認”というスタイル

 

リンガメタリカはフレーズで覚えるものよりは、気楽に取り組めます。

しかし、連語形式なので、速単よりマスターするのに時間が多めに必要になるでしょう。

 

☆どちらかというと

 

速単は「単語力のインプット」→「リーディングのための基礎力養成」

上級編は語彙のレベルが高い長文を読む

 

に重点を置いているのに対し

 

リンガメタリカは「インプット」→「アウトプット(英作文やスピーキング)の土台作り」

自由英作文対策

 

という使い方をイメージしているようです。

 

リンガメタリカは、別冊の〔Practice Test〕で簡単に覚えたかどうかに付いてはチェックすることができるため、コスパ的にも、とても優れた単語帳です。

 

リンガメタリカの<内容>

 

リンガメタリカは文化論・環境・医療問題・言語論・法律・科学など、章ごとに、特定のアカデミック分野別のテーマが集められています。

コアな内容に特化している分、この単語帳を使いこなすには、ちょっとした工夫が必要ですよ。

 

自分の志望大学・学部が好んで出題する内容の傾向をよく見極めましょう。

その中で、出やすい分野から取り組むとスムーズです。

 

リンガメタリカの<レベル・使用開始時期の目安>

 

リンガメタリカの単語のレベルは、速単の必修編の上位に位置します。

 

もちろん、必修編で覚えるべき単語もたくさん含まれていますが

実際には、速単の必修編を一通り終えてから取り組むのに適しています。

 

よって、使用時期は、速単の必修編を5周〜する中で、派生語なども含めて8割以上覚えて自信を持てるようになったら。

そのあとに、こちらに移ってみるという使い方が最も効率が良いです。

 

いずれにせよ

最初から、リンガメタリカ一つで全てをカバーして、単語力を身につけようとしない方が無難です。

 

早ければ、高校2年生の夏休み後半や、2学期が始まる頃。

平均的には、高校2年生の冬休みごろにグレードアップして使う計画を立てると、しっかり活用できると思います。

 

アウトプットに必要なエクササイズ付き

また

・〔Thesaurus(同類語や反意語)〕の部分がかなり充実している

・章末についている〔多義語の整理〕、〔Translate into Japanese〕、〔Speak in English〕の部分が付いている

そのため、速単よりも、一冊でかなりのボリュームがある印象を受けることでしょう。

 

これも、全て、表面的に長文を読んでわかるレベルにとどまらず、実際にアウトプットできるレベルにつなげるのに必要なエクササイズが含まれているためです。

 

最短で、早慶上レベル〜の単語力をつけたいというのであれば、速単の上級編までを、先に一気に仕上げてしまうこともできますが

リンガメタリカは、以上のアウトプットの観点から捉えると、高2の夏から受験直前まで、長く付き合うことのできる単語帳だと言えます。

 

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リンガメタリカ<効率的な使い方>

 

リンガメタリカは一気に単語を覚えるためのものとしてではなく、じっくりと実力を養成するための教材。

効率的な使い方はというと・・

 

①CDと連語を覚えて、別冊で確認(アウトプット)
※できれば、新出語やその他、自分で必要と判断した語について、ディクテーションをすること。

②短いパラグラフ内で確認(リーディング+構文や関連単語・熟語も合わせて構造把握をしっかり行う)

③内容を頭の中でイメージしながら、CDでリスニングと音読を繰り返す

④和訳を見ながら、部分英訳を含む、ライティングをしていく

 

このようにすると、かなりの実力をつけることができるでしょう。

CDと自分での単語読み上げ・パッセージの音読が必須なのは、いつも同じですね。

 

速単の必修編マスター後は

速単の必修編をほぼマスターした状態で、新たにリンガメタリカを日常の中で使うのであれば、

最初は、10日で一つの章をマスターしていくぐらいのペースで、

・第1周目を①②④
・第2周目を①③④
・第3周目以降は③④中心

で、入試までの間に5〜6周することを目安にして進めましょう。

 

最初の一周を高校2年生のうちにやっておくと、いずれかの段階で速単上級編を追加して、同時並行でもあまりきつくありません。

 

正直、Thesaurusの部分は、一気に覚えられる量ではありません!

 

この部分については、神経質になる必要はなく、

「へ〜、こんなのもあるんだな」

という程度で、頻回に目に触れるようにし、声に出して読むという付き合い方を心がけた方がうまくいきます。

 

はまり込んでやるのは、構文分析とライティングの時くらいで。

後は、頻繁に短い時間で目に触れる機会を増やすというポイントを大切に。

リンガメタリカを効率的に攻略していきましょう!

 

英単語・英熟語は、上達の基本中の基本!

この英単語・英熟語の記事を読んで、効率的に学んでいきましょう!

 
スマホを持っていますか?

英語リーディングアプリのPOLYGLOTS(ポログリッツ)は英単語帳としても無料で使えるアプリなので入れておきましょう。

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