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高校生の英語勉強法

大学受験を目指す!高校生の英語って何をどうやって勉強すればいいの? -- 英語教師がずばり解説します!

リスニング

高校生のリスニング上達の勉強法は精聴・・聞き流さない…書くの

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今回のテーマは【高校生のためのリスニング上達法は「精聴」】について。

 

 

ネイティブが話す英語を簡単に聞き取れる

洋画や海外ドラマを、字幕無しですいすい理解できるようになる

そんなことできたらカッコイイいいな~と思いますよね。

 

カッコイイもそうなんですが、今や英語学習においてリスニングは必須アイテム。

受験生にとっては逃れることができないもののひとつです。

 

文法の覚え方を教えてくれる参考書は、本屋さんでもたくさん見つけることができます。

でも、意外にリスニングについての参考書って少ないんです。

 

それはなぜか?

それは、リスニングの効率的な学習法が未だに確立されていないからなんです。

 

我流のリスニング学習を少し変えて、効率的に実力アップする方法は何でしょう?

 

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その答えは、「精聴」することなんです。

 

「精聴」って初めて聞きましたか?

「精聴」とは何か、そしてそれがもたらす効果はどんなものなのか。

 

順を追って説明していきましょう。

 

 

高校生にとって、どうしてリスニングは難しいのか

 

リスニングの勉強法について触れる前に。

どうしてリスニングは難しいの?

その理由について考えてみましょう。

 

英語を聞き取れない理由は人によって違います。

その原因を知ることで苦手をつぶしていくことが、リスニング上達の近道になります。

 

単語力不足

まず、単語力不足の問題。

これは単語学習をしっかりこなすことで鍛えることができますね。

 

ライティングだけでなく、リスニングにももちろん単語力は重要です。

知らない単語が多ければ多いほど、聞き取っても意味を理解することは出来なくなってしまいます。

意味を理解するという点では、文法力ももちろん必要になってきますね。

 

単語の発音を知らない

次に、単語の発音を知らないために聞き取れないという問題です。

 

例えば、最近よく聞くようになった「パリピ」という言葉。

 

これは英語の「party people」から来ているのですが、英語の発音を聴こえたままカタカナで書くと

「パーリーピーポー」

となることから出来た若者言葉ですね。

 

これを日本人的な読み方をすると

「パーティ―ピープル」

となるので、この成り立ちを知らないとちんぷんかんぷんな言葉になってしまいます。

 

英語は発音とつづりが一致しない事がほとんど。

 

なので、耳で聞いただけでは単語を想像することが難しくなってしまうのです。

また、「want to」が「wanna」と短縮されたり、日本語には無い「th」や「L」と「R」の発音の違いなど

知らなければ聞き取れない英語独自のルールも存在します。

 

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高校生はとにかく「精聴」しよう!

 

ここでおすすめしたいのが「精聴」という英語のリスニング方法です。

 

精聴とは、細部までしっかりと意識を集中させて、短い英語音声を繰り返し聞く方法のことを指します。

 

有名な英語学習教材で「聞き流すだけ」を売り文句にしているものもありますよね?

でも、私はこう思います。

 

1時間適当に英語を聞き流す < 目的をもって10分精聴する

 

 

それは、精聴することで発音と英語を一致させたり、聞き取れない発音を明確にすることができるからです。

 

英語を聞き取っていると、どうしても聞き取れない部分というものが出てきます。

その時、聞き流しているとその聞き取れなかった部分も何とな~くで流してしまいますよね。

 

その点、精聴すると

「どこが聞き取れていないのか」
「何がわかっていないのか」

を明確にすることができます。

 

苦手を一つずつ確実に潰していくことで、リスニングの実力も確実に上がっていきますよ。

 

精聴しながらのディクテーションがおすすめ!

 

精聴するとき、ただ聞くだけじゃただのダメ学生。

じゃあ質問です!

どうやったら精聴しながらもっと効率よくリスニング力がつくと思いますか?

…聞き流さない、書くの。

 

とにかくリスニング力アップには

聞きながらのディクテーション、つまり書くこと

をおすすめします。

 

精聴&ディクテーションの方法は?

すぐ書き取ってもいいですが、慣れるまでは以下のような手順で行うとやりやすいですよ。

 

他の記事でもおすすめしている、英語教材

スタディサプリENGLISHを使ってやってみましょう。

 

1.まずは、内容把握のために数回音声をしっかり聞く。

 

2.音声を1文ごとに止めながら、聴こえたとおりに英文を書きとっていく
(わからない部分はカタカナでもいいので書き出しておく)

 

3.最後まで書き出したらテキストを見て、正しい英文と自分が書いた英文を見比べる。

 

4.正しく聞き取れなかった部分を意識しながら音声を繰り返し精聴する。

 

この方法でリスニング学習を続けます。

そうすると、苦手な部分が視覚化されるので、そこを重点的に練習することができますよ。

 

精聴に慣れたら「多聴」で実力をつける

「多聴」とは、精聴する音声の長さを次第に長くしていくことを指します。

 

精聴に慣れたら多聴する。

 

そうすると、たとえ聞き取れない部分があったとしても、「文脈から意味を汲み取る」という作業に慣れることができます。

 

ポイントは、この時も聞き流さないこと!

 

しっかり通して音声を聴きながら、細かい部分は理解できなくても「全体の流れをしっかり把握すること」を意識して聞いてみましょう。

 

繰り返し聞いて、その都度前回理解できなかった部分をつぶしていけばOKです。

 

 

多聴までたどり着けば、移動中にもリスニング学習を行うことができますね。

 

聞き取れなくてもあきらめずに、毎日こつこつ聴くことを続けてみましょう。

きっと上達を感じられる時が来ますよ。

 

リスニング初心者さんは、こちらも併せて読んでください。

リスニングの一番の勉強法は高2生から習慣作り!初めから無理することないよ

 

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