英語の受験勉強をしながら高校生のうちに資格取得!無理じゃないよメリットだらけ!
2017/06/03
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今回のテーマは、【大学受験における英語資格の取得のメリット】について。
え〜 受験の勉強をしながら、英語資格試験?? ムリムリ!!
と思いましたか?
でも、高校のこの時期、受験勉強を「大学に入るためだけの勉強」だけにしておくって
もったいないと思いませんか?
英語資格試験には、TOEFL, IELTS, 英検,そしてTEAPと呼ばれる試験など、いろいろな種類のものがあります。
どれも、一度は耳にしたことがあるでしょう。
これに加え、最近では、英検協会が新たに、大学入試レベルに特化した「CSE2.0」という試験も開発しました。
いずれも、4技能の運用力を測るための試験です。
※ちなみにTOEICは、社会人のためのビジネス英語の運用能力を測るための試験。
大学が好むのは、アカデミックな内容に絞った上記の試験です。
英語に関しては、近年どんどん外部模試が活用されるようになり、今後ともその比重は加速していくものと考えられます。
実は、資格取得は、メリットだらけ。
受験勉強がそのまま実践英語・資格取得にも結びつく!
「高校生のうちに受けなきゃ損!!」
詳しく説明していきますね。
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目次
高校生のうちに英語資格試験のメリット その①
大学の入学試験には、一般受験だけでなく、指定校推薦やAO入試などの様々な合否判定方法が用いられていますね。
いくつか選択肢の示された資格の中から、自分の得意なものを選んで指定のスコアを取得すれば・・
一般受験免除となり、面接のみで合格できる可能性が、十分に確保できます!
高校生のうちに英語資格試験のメリット その②
また、推薦入試がうまくいかなくても、一般受験で、もう一度同じ大学の同じ学部でもチャレンジできる!
なので、単純に入学できるチャンスが二回に増えるという意味でも、メリットは大きいでしょう。
高校生のうちに英語資格試験のメリット その③ ★★★
実は、ここが一番大切なポイント!
アカデミック英語の資格の勉強と入試の勉強は、全く方向性を同じとするものです。
別物ではありません。
なので、資格の勉強=入試の勉強である、と考えていいのです。
特に、難関大の試験では、この傾向がすでに顕著に現れてきています。
IELTSやTOEICなどは、海外大学の留学希望者のための試験。
いわば、大学で英語だけの授業であっても困らない力をつけているかどうかを見るためのもの。
多くの”難関”と呼ばれる大学では、このような英語力を当たり前のものとして持っている学生かどうかを判断するために
もはや”入試英語”と”留学試験”の垣根は、なくしていく一方です。
(※ ”上智大学”は、自分のところで開発した意地か、外部試験はTEAPのみ認めていますが。)
最初から留学試験は敷居が高い
どれが自分に合っているかわからない
ということであれば、英検を選びましょう。
問題集なども充実していますし、今の所、一度取得すれば、有効期限が設けられていません。
英検はいつまでに、何級が目安?
高校2年生の秋頃までに、2級取得を目指しましょう。
(6割程度で誰でも合格できてしまいますが、最低85パーセント以上を目標にします)
感覚的に、とりあえず、2級を95パーセントで通過できれば、たいていの一般入試は簡単に感じるレベルです。
2級レベルを超えて、準一級へほぼ手がとどくレベルになれば、難関大学の一般入試の問題も手ごわく感じなくなります。
難関大の英語科や英文学科・国際〜学科であれば、推薦には、大抵準1級が求められます。
なので、時間切れに気をつけて、計画的に取得スケジュールをたてて取得準備をすることが大切です。
このレベルでは、しっかり留学試験のターゲットを絞って、特化した学習を半年〜ほど続ければ、目標スコアに手が届くようになります。
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高校生のうちに英語資格試験のメリット そのメリット④
「日本の入試英語は、実践的でなく役に立たない」
だの何だのという議論が延々とされてきました。
しかし入試において、外部試験の導入が広く受け入れられるようになってきたのは今までの説明通り。
英語レベルが〔ヨーロッパ 言語共通参照枠(CEFR)〕を使って明確に示されるようになりました。
なので、今まで曖昧だった自分の位置が、しっかりと把握できるようになりました。
高校生は、この基準でいうと、A2~B2くらいの人が多く、難関大ではB2〜(C1に入るくらいの)レベルに位置していることが入学の一つの目安とされています。
今回のお話はちょっと難しかったですかね。
要は大学入試の方法も年々変化しているということです。
高校生の間に、英語力の第一の土台をガッツリ作りましょう!
学習を継続すれば、大学時代でさらに伸びが加速します!
これからの時代、大学に入っても、社会人になっても、英語から逃れることはできません。
入試のための英語が、社会に出るまでの、より長いスパンで、自分の現在位置から到達目標までの道のりが可視化され、無駄なく勉強を続けていける、良い指標になるのです。
今、英語の上級者といわれる人たちにも、一度は集中的に学んだ期間が必ず存在しています。
今しっかり資格を目指して学ぶことが、社会人になった後に、英語学習に振り回されずに済む、大きなアドバンテージになりますね。
技能の「運用」能力。
これこそが、実践的な英語力向上を目指して、大きく変化する日本の英語教育の中で、新しく本格的に入試突破に求められる力です。
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